「生死不明」新津きよみ

ここ何日か天気がいい。天気がいいと忙しい。
幼稚園児の外遊びに付き合わされるからだ。
幼稚園生活も残り半年を切って、こんなことでも貴重なことに感じる。
家、幼稚園、スーパーを毎日毎日行き来する「魔のトライアングル」に慣れきって何も感じなくなっている自分がいる。
でも次男が学校に行きはじめたらわたしは変わる予定でいる。(笑)
金融系の派遣会社とOL時代の保険会社の子会社である派遣会社に登録だけはしてある。
8年のブランクは埋めることができるのだろうか。

タイトルの本、読了した。
今日は子供服のオークションの終了日だったので、疲れた。7枚のブランド子供服が売れた。
なので、感想を手短に。
まあ、こんな偶然が重なることってあるのだろうか。だからこそ小説なのだが。
しかし、次々判明する主人公の夫の過去に惹きつけられ、それが数珠のように繋がっていく。
評判のよさそうな本だけにやはりおもしろかった。
この人の小説は女性の気持ちやドロドロしたものが丁寧に、しかし時にうっとうしいほどに描かれている。
女性には共感できる部分が多いと思うのだが、男性には?
そこらへんがベストセラーに繋がっていかないのだろうか?
って、よく知らずに書いているが、ベストセラー作家なの?